税理士後藤の節税塾!(19)「節税のための退職金の受け取り方」法

退職金は企業によって、「一時金として受け取る方法」と「年金のように分割して受け取る方法」とがあります。受け取り方が選べる場合、どちらが有利か検討が必要です。

 

両者の受取金額総額に違いがない場合、通常「一時金として受け取る方法」が有利となります。

 

その理由は、一時金で受け取ると「退職所得」となりタックスベネフィットを享受できますが、分割で受け取ると公的年金と同じ「雑所得」となるので、税率が高くなり、加えて年間収入が増えることによって税金と社会保険料がアップするからです。